1.レントゲン検査
【パノラマレントゲン撮影】
お口全体のレントゲン写真です。
・全体的なお口の中の状態
・ある程度大きな虫歯
・全体的な歯周病の状態
・骨の中の病気
・埋伏歯(親しらずなど)
・アゴの関節
などが撮影できますので、大局的な診断を行う場合には大変有効ですが、 個々の歯の状態を十分に診断するためには、パノラマレントゲン写真だけでは不十分です。
【バイトウイング・デンタルレントゲン撮影】
小さなレントゲン写真で、全部で18枚撮影します。
・小さな虫歯
・歯根の病気
・歯の周辺の骨の状態
・歯の被せの適合状態
などを細部まで鮮明に撮影できますので、パノラマレントゲンや通常の検査だけでは 発見することができなかった 小さな問題を早い段階で発見することができます。
2.歯周病の検査
【歯周ポケット測定】
歯周病の進行程度は、1歯につき周囲6点で歯周ポケット(歯と歯肉の隙間)を測定し、 その値により歯周病の進行を判断します。進行したポケットの中には歯周病菌が潜んでおり、 歯肉を腫らすとともに、歯を支えている骨を溶かします。
【歯肉からの出血の検査】
歯周ポケット測定では深さと同時に、歯の周りの歯肉からの出血の有無も確認します。
出血のある部位は、プラークや歯石により歯肉が炎症を起こしているということが判定できます。
【歯の動揺度の検査】
歯周病により歯を支えている骨が失われていくと、歯の動揺が起こってきます。
歯の動揺度は4段階で評価し、歯の周りの支持組織の状態を調べます。
【歯肉の検査】
歯肉の色、硬さ、表面構造、形などを調べます。
健康な歯肉はピンク色で張りがあり、引き締まっていますが、 歯周病などによって炎症のある歯肉は、暗赤色で表面はぶよぶよと柔らかく、 歯と歯の間の歯肉は、腫れて丸い形状になってきます。
3.口腔内診査
歯や歯周組織のみならず、お口の中全体の状態を視診・触診します。
・虫歯の有無と進行程度
・歯の被せ・詰め物の種類や適合状態
・歯石・歯垢の付着状態
・舌・頬粘膜・歯肉などの状態
・唾液の量・性状
・口臭の有無と程度
・口腔がん検診、腫瘍・粘膜病変の有無
・重篤な全身疾患の口腔内症状
【レーザーを応用した虫歯検査(ダイアグノデント)】
判断が困難な、あるいは、発見が不可能な、虫歯による歯質変化の早期の段階での認識が、 レーザーを応用した虫歯検査によって可能になりました。
従来、歯科医院や学校検診での虫歯診断は、虫歯の穴を鋭利な針で引っかいて調べていましたが、 不必要に歯を痛め、歯の石灰化を阻害しかねません。この装置はレーザー光線を歯にあて、 その反射光により虫歯の進行度を数値に置き換えて、」歯を傷めることなく「虫歯もどき」と 「虫歯」を確実に区別することができます。
4.お口の中の型採り
【診断用模型】
上下の歯の型を採り、石膏にて現在のお口の中の状態を精密に復元します。
・自分の歯が現在何本あるのか
・歯並びの状態
・虫歯の穴
・歯が抜けているところ
・歯の被せや詰め物の状態
・歯肉の状態
・歯と歯の隙間
・かみ合わせの状態
といったことなど多くの情報を得ることができます。
できあがった模型は実際に手にとって、あらゆる角度から見ていただけますので、 お口の中全体の状態を客観的に理解するのに役立ちます。
5.かみ合わせの検査
かみ合わせは微妙なもので、 自覚症状の有無に関わらず、少しの不調和でも種々の異常が起こることが明らかになっています。
・現在のかみ合わせの状態
・かみ合わせの様式
・歯の不良な接触部分
といったことついて診査を行い、自然で理想的なかみ合わせの位置がどこかを調べます。
かみ合わせの状態、不調和の程度や、貴方にとって自然なかみ合わせの位置といったことは、 目に見えるものではないため、通常の検査では調べることができません。
貴方は原因不明の肩こりや背中の痛み、頭痛などに悩まされていませんか?
それはもしかしたらかみ合わせが原因なのかもしれません。
6.アゴ関節と周囲の筋肉の検査
・口の開閉時における、アゴの関節での音の有無と種類
・最大開口量の測定
・アゴの関節の動きと違和感の有無
・かみ合わせた時のアゴの関節のズレの有無
・関節への負荷試験(Load Test)
・アゴの関節と関連するその周囲の筋肉の触診
7.口腔内写真
口腔内写真は、現在のお口の中の状態の観察、疾患の説明、治療方針の立案、及び長期の定期検診の参考として役立てます。
“歯を磨く時に上下の前歯程度しか見たことがなかった”という方がほとんどですが、普段見ることができない部分まで写真によって客観的に見ることができますので、今まで気付かなかった問題点が明らかになります。








